アクシア法律会計事務所 訪問
豊田弁護士事務所訪問
11月29日豊田さんの事務所訪問に行ってまいりました。
訪問者 : 社会保険労務士法人fulfill 中田 圭子、オフィス A plan 荒井知恵
弁護士・公認会計士である豊田孝ニさんは大手弁護士法人の経験を経て2012年に独立されました。
それから12年、思うところがあり、今年になって事業形態を大きく変化させるべく事務所を現在の場所に移転されました。
◆今、なぜ?
60歳が近づきつつある中、1人でゆっくり考えたいと思った。
これまでは比較的短いスパンで退職・業態変更などをしてきており、開業してからの12年は自分の中で長く感じてきた。
60歳に近づき、これまでの経験を活かした自分らしい本当にやりたい仕事をするために、どうしたらいいかを考えた結果。
民事の争いごとだけではなく、公認会計士の資格も持ち、大手監査法人においての経験もあることから、企業の事業計画の策定などを手伝ったり、
経営の問題解決・支援ができると考えていて、以前からここに特化した仕事だけをやりたいと考えていた。
企業を本当によくするお手伝いをしていきたい。
また、新規事業のコンサルやアドバイザーもできればと思っている。
中小企業のオーナーを対象に、収益の柱としては社外役員、収入を確保してやりたい仕事をしたいと考えている。
本来、大事にしないといけないこと、自分が貢献出来ることを考えて、やりたいことだけをやりたいと言っている中、本当に役に立つ仕事って、なんだろうと考えてきた。
また固定費減らせば、収入にあまり囚われずに柔軟に対応してできるかなと思った。抱えているものが重いとできないことも多い、やりたい仕事をやる、って難しい。
だから、次のステージに進みたいと思った、これが理由。
◆次にやること。
しかし、考えているだけでやりたい仕事ができる訳ではないので、これから自分をどうやって売るかを探っているところ。
弁護士に持たれているネガティブイメージを払拭して、たくさんの人と交流していろいろ喋る中で自身の気づきもあると思うので、
ちょっと時間をかけて探っていこうと考えている。
弁護士と公認会計士の両方の資格を持っている人の業務はイメージを持ちにくいと思うので、分かってもらえるようにブランディングしたいと考えている。
◆現在のオフィス
ServiceOfficeW天満橋(シェアオフィスの中で個室を借りている)
個室内は約5.4平米、賃料は月93,500円(保証金2ヶ月分 半年更新)。個室内は個別に電話回線を引いている。
オープン商談スペースは1時間無料、会議室は有料。
ちなみに一時利用も可。
今、仕事以外で考えているのは、農業。
自分で作ったものを食べたい。
コロナ禍以後、料理を作るようになった。簡単に材料を買うだけではなく、丁寧に苦労して育てた野菜で料理して、食べたいと考えている。
強みと資質のテストで出たキーワード、実行力の資質は「慎重さ」「達成欲」そして思考の資質は「内省」「収集心」「学習欲」
適正職種として挙げられたのは「弁護士、会計士」のような専門家。
◆まとめ
豊田さんの仕事への考え方が「資質・強み」全面に出てますよね。
豊田さんのやりたい仕事と人柄は重なります。
上手に素直に自分を表現できています、この人は社会を良くすることに本当に貢献できる人なんだと感じました。
素朴で真面目で、悪い計算をしない。
考えることに時間がかかり、行動より時間がかかる、それが慎重。
でも、今回は行動されました、それは思いつきではなく、自分自身をきちんと理解し、経験からできることを根拠に。
社会が必要とする豊田さんの役割が、豊田さんのやりたいことなんでしょうね。